■古いほう1957

トンネルを抜けるシーンから始まり、電車の正面の景色でキャストが流れる。
雪国の景色。

島村が窓の景色を眺める。窓の露を拭うと、そこに女の人(葉子)が反射しているのが写る。
駅長に弟についてよろしくお願いする葉子。

脚の怪我した男を肩を貸しながら歩く葉子。それを見ながら宿所へと行く島村。
その姿を見る女(迎えに行っていた)

「ごめんくださいませ、お風呂へどうぞ」
葉子について話を聞く。
「襖が変わったんだね」

風呂から戻ると駅で待っていたあの女が部屋の前で待っている。島村と廊下を歩く
「これが、一番よくきみを覚えていたよ」人差し指で胸を撫でながら。
女は笑ってその手をとり、階段をのぼる。部屋まで誘導、襖を開ける。
「悔しいわ。こんな姿で来るんじゃなかったわ」
「さあ、お入りよ。きみをこの指で思い出すんだよ」

「おい、駒子」
酒を飲む。
「そう? この指?」
「右じゃないよ、こtっちだよ」
「わかっているわ」
「この指だけが覚えていてくれたの?」
「冷たい髪の毛」

「何考えてるの?」
『何日になるのかな」

「一番大事なことを訊き忘れていたの なにしにあのときここにいらしたの?」
「山に来て、少し落ちついて写生しようと思ったんだ。でもきみに会ってすぐに帰って行ったんだ」
「じゃあなぜきたの?」
「これに引っ張られてね(指)
「知らない。勝手な人」

襖に絵が描かれた景色から、実際の景色へとシーンが移り変わる。(一回目に来たときの回想)
昼間。男(議員、三村)が新聞を読んで東京で軍刀が振り回されどうという事件を読み上げる。不景気だねえ。

「あんた東京からやってきたんだってね」と島村に話しかける。
東京はどうです? インテリとお見受けしますが、少将をぶった切った事件についてどう思いますんで?
ぼくは絵描きですんで関心がない。
関心がない? 東京にはああいう人間が多いんですな。

芸者を呼ぶ。久々に山から下りてきてひと肌恋しい。
数日山を歩いていたらしい? そこで拾った木の枝を花瓶の花と移し替える。

駒子が部屋に来る。
東京に一年半くらいいた駒子の話。旦那がなくなってここに帰ってきたんだと話す。
17:40~「しかしここはいいね。戦争なんてどこにあるような」
「旅の人はみんなそういうわね」
「違う?」
「そんなのんきなんかじゃないわ」
「あなたもとっても寂しい人ね」
「だってこんなところに一人でくるんだ洲藻の」
「絵描き。日本のね」


19:20「ねえ、もうすぐ大きな戦争が始まるって本当かしら?」
「戦争? どことや


るんだい?」」
「それは知らないけど」

お猪口に駒子の口紅が付く。それを「綺麗な色だ」と言って、島村はそのお猪口で酒を飲む。

翌朝、アケビのお礼に花をもってきた駒子。
駒子に、芸者の面倒を頼んでくれという島村。
しかし駒子は、うちの宿にはそんな人はいませんわと返す。呆れたとも。
よくそんなことが頼めますわ。

口うるさい良く笑う芸者が島村の部屋を訪れ、島村は逃げ出す。
それを見て駒子は嬉しそうに林の中で島村に話しかける。島村「罰が当たったよ」

おんぶして川を渡る場面。
酔っぱらった駒子が島村の部屋を訪れる。
「またそんな飲まされて」
「商売商売」
『水」飲ませる。


「苦しい、苦しい、苦しい」
酔い
「お友達でいようってあんた自分で言ったじゃないの」
「あたしがいけないんじゃないのよ、あんたがいけないのよ」

「ぼくが初めから欲しかったのは、きみだったんだよ」
「じゃあなんで昼間あんなこといったの?」
「きみが清潔すぎてね」

「忘れましょうよ」
回顧シーンおわり

一緒にお風呂に入る。

駒子、帰る。

朝のシーン。
葉子のカットが少しだけ入る。

島村の部屋。駒子「寒いでしょ」
島村、眼鏡を手に取る。
駒子の日記を見る。「いやん」

また葉子のカット。
男に新聞を魅せようとするが無反応。

島村の髭を駒子が剃る。
キスしようとしてきゃっきゃうふうh。

また葉子のカット。
島村が階段をおちると
葉子「行男ちゃんコマちゃんの傍にいてほしいのよ、可哀想じゃないの」

島村、按摩さんと宿へ歩く。(この按摩さんは昨晩のお風呂で会った人)
「コマちゃんも可愛そうだね お師匠さんのせがれさが東京で病気になって
とうとう芸者になって 東京にお金を送ったんだってねえ
ま、いいなずけだけに、仕方ないだねえ」
「いいなずけって本当かねえ」
「知ってたんじゃなかったですか」

葉子「どうしてあの人をつれてきたの」
駒子「ただのお客さんよ」

「なんで縛られないといけないの、なんで聞かれないといけないの」

「なにがお客さんなの、コマちゃんごまかしてるんだわ」

宴会。
宴会の隅で島村にちょっかいをかける駒子。
今夜は白いわ、飲まないの、なぜ?
葉子さんとこのいいなずけなんだってね。
誰に聞いたの。いつ聞いたの。
もっぱらの噂だよ。
知らない!

さっきのころ本気にしたの?
偉いと思った。芸者になってお金を送っているなんて。

「人のこと心配しなくたっていいわよ!
どうせ、あの人もうすぐ死んでしまうんだから」


「でも、よそに泊まるのはよくないね」
「どうしてあんたがそんなこと言うのよ!」

他のところに走り出して泣き崩れる駒子。


朝。ご機嫌になった駒子。

三味線を弾く駒子。
窓の外の景色から按摩さんや掃除をしている女性、そして島村。
島村が按摩さんに声をかける。
「コマちゃんですよ」きみは三味線の音でどの芸者か分かるの?
「今日のコマちゃんの三味線は、はりつめそうですよ。悲しいくらいに」
(按摩さんは目暗のようだった)

駒子が引いている部屋を覗く島村。(島村の部屋?)
そのコタツの向かいには島村の座っていた椅子。(服がかかっている)
駒子のとなrに座る島村。駒子はなにも言わずに三味線を弾き続ける。

ひいていrシーンがしばらく続き、ふいにとめ「つらいわ」
「あんたをつれてきたってずいぶん怒ったわ、葉子が」
「そのくせ旦那のことはいわない」

旦那がいることを知って、なんで怒らないの? と駒子。
でも忘れよう。そんなこと忘れるんだと島村・

さあ君、今度はなにを訊かせてくれるんだい・

シーン変わってこの前のうるさい芸者。
駒子を待っていた客。
駒子に客は手紙を渡す。預かりものの手紙・
せっかくのサービス料ただだった。あはは。(姉ちゃん)

「本気だね? 旅の人なんだろ?」
「だって姐さん、どうにもならないこともあるだろ
 なにもかもわすれたっていうんだよ姐さん
 言い音色だった。三味線聞かせてあげたの。ほんとにいい音色だった」
「あたし行ったの、あんたなんか帰っちゃいなさいって」

1:12
雪の中、帰ろうとする島村を駒子が待ち受ける。
やっぱりカエルの?
だってどうしようもないじゃないか。
あたしいつ、あんたにどうかしてっていった? それとも公開してるの?
ばかなこというんじゃない
あんたかえんなさい。ほんとにかえっちゃいなさい。

おばあちゃんからなんか買う。山本商店。
「ぼくがきてからずいぶん積もったね」
「いまにあの伝統が埋まってしまう」

1*14:30
「あんたって贅沢なヒトね」
「実は奇特な婚宴者がいてね。毎月金をもらっている」
 島村に金を与える人がいることを知る。

葉子「こまちゃん! 行雄さんの様子が変よ」
駒子「いや!」
島村「早く帰れよきみ」
駒子「あんたになにを言うことが合って?」
島村「あのそりで帰らせます。あんたは早く帰りなさい。間に合わなかったらどうするんです」
駒子「いやよ、あたし帰らないわ」
島村「息子さん死にそうなんだろ? 一生後悔するよ。その人を見送らなくていいのか」
駒子「人の死を見送るなんかつらいのよ」
駅員「切符斬りはじめましたよ」
駒子、走って島村の元を去る。
島村、駅員に促され電車に乗り、帰る。

泣きわめいて走りゆく電車に向かって雪を投げる駒子。
島村からの手紙を読む駒子。

母親に顔色が悪いなときかれる駒子。
「妊娠したの」
「ああ、旦那の」
「違うの。そう旦那に言ってあげて」(嘘をついてあげて)

2月14日の祭りには必ず行く(手紙)。必ず。
太一郎(弟)を訪ねる葉子。

駒子の申し入れにようやっと旦那さんも承知してくれました。
家を明け渡してという男。

太一郎の見送りをする葉子。
葉子「あの人来ないのね。あんな手紙寄越しながら。
こまちゃn騙されたんだわ」
駒子「あたしお母さんのために行雄さんのためにできるだけのことはやってきたわ」
葉子「こまちゃんがやってきたのはいけないことばかりだわ」

宿に戻ると倒れている(寝ている?)人が。それを発見した葉子が駒子を叫んで呼ぶが、
駒子は祭りの人の動きを見るばかり。(たぶん死んだのはお師匠さん。

こまちゃんとうとう旦那と円切ったけど、とうとうあの人来なかったね。
「でもね、あのときほんとに妊娠したんだと思ったの」

ごめんください、こんにちは。
部屋に入ると、その客は島村だった。
「君に会いに来たんんだよ」「東京の人は嘘つきだから嫌い」

「僕は勝手な人間だ。だけど、雪国にしか来るところがなかった」

行雄さんも死んだ、お師匠さんも死んだ。
旦那さんは達者かい。
とっても。とっても達者よ。
わたしはじゃんじゃん稼いでいる芸者になったんです。前とは違うんです。
邪魔しないでくださいね。

「あんた、どこいくの」「行雄君の墓参りにいこうじゃないか
「なんの因縁があって行雄さんの墓参りにいかなくちゃならないの」
「あたしはまだ一度も参ったことがないの」「へえ、ほんとうか」
「本当よ。いまお師匠さんも埋まっているんだから、お師匠さんにいは申し訳ないけれども、今更言ってもしらじらしいわ」
「生きた人にははっきりできないから、せめて死んだ人にははきりしとくの」

島村の背中に雪を投げつける駒子。
島村、雪野な亜kで墓? かなにかを洗っている葉子を見かける。

ごめんください・あの、コマちゃんがこれを寄越しました。
「あとでゆきます」(駒子の手記)

「きみはここに働きに来てるの」
『一月前から」(洋子

いつ東京に帰るんですか。わたし東京に行きたいんです。弟もそれがいいっていうんです。
コマちゃんには憎いから言わないの。
ぼくは憎くないの。
なぜお墓参りしたんですか。
ぼくは正直に自分の気持ちをいいたかった。
それですむとは思わない絵k度。
でも黙っているよりはましですわ。
東京につれていってくれるだけでいいんです。

東京では看護婦をしていました
それじゃ今度も看護婦になりたいんだね。
看護婦にはなりません。
だってあたし、一人の人しか看病しないです。もうできません。
それが行雄君だったのか。

コマちゃんがなぜ憎いの。
行おさんの勘病はコマちゃんがするべきだったんです。
荒んでいくのは憎くないんですか?
しょうがないと思っている。
あなた、こまちゃんをよくしてあげてください。

酔った駒子が来る。「葉子、なにしにきたの? 用が済んだらさっさとおかえりよ」
「あの子いまに気が狂うわ」

「葉子さんは行雄さんのことが好きだったんだよ。でもきみという良い名づけがいるから、ぐっと気持ちを抑えていたんだね」
「あんたあの子が好きなんでしょ」
「ばか」

駒子の部屋に島村をつれてきて、甘酒を呑む二人。
「ここに連れてきた意味がわかったよ。はやく東京に帰れっていうんだろ」
島村帰る。駒子泣く。

よぱらった駒子。「切って」とハサミを渡して髪のとめるやつ?を機ってとせがむ。
もう3時だよ。髪を降ろす駒子。
「君はいい人だ」
「どうしていい人なの」
「君はいい人だ」
キスをする。フェードアウト。

「いつおきたの」
「葉子がね、様子探りに来たのよ」

「ねえ、あんたやっぱりわたしのこと笑ってたんでしょ」
「きみは聞き違えたんだよ」
「そう?」
「聞き違えたんだ」
「そう。悲しい女ね」

1*55「ぼくはもう帰るよ。もう雪国には来ないのが、ぼくのせめてもの謝罪だ」

「葉子さんがね、東京につれていってくれって言うンダ」
「どうしてそれを言ってくれなかったの。それでどうするの」
「つれていこうと思うンダ」
「聞き違えなかったのね」
「きみを身軽にしてやりたいんだ。いいだろ」
「いいわつれていってちょうだい」襖を叩きながら。
女にこんなこと言わせるようになったら、あんた本当におしまいよ。そう言いながら泣き崩れる。

駒子が葉子のところに訪れる。
「葉子、どこいくの? 言えないはずよ なんのために東京にいくの?」
「島村さんとってやろうと思ったの」
 葉子を叩く・
「行雄さんを苦しめた、敵討ちをしてやろうと思ったの」
 葉子を叩いて追い出す。

 2*01
 火事だ火事だ。
「ああ、家事ね。あんた、ここが焼けてもこのままでいられる?」
「うん」「ほんと」「ほんとだよ」
「あんた、いい人ねほんといい人ね」

大変よ、コマちゃん! コマちゃん!


火事現場に訪れる二人。
葉子が焼け死んだらいっそ気が楽になるという駒子。けれども燃えている様子を見たら走って駆け寄っていく。
葉子が二階から飛び降りたという話を聞く。駒子は一心不乱で「葉子!」と叫びながら葉子の姿を探す。
葉子。葉子。
運ばれていく葉子。「葉子! 葉子!」

「あの子、あの子、気が狂う」
「話て、離して」
 島村「落ち着きなさい」
 あんた東京に帰りなさい。あんたさえいなきゃいいのよ。
「あのこ、あの子気が狂う」
「あのこ気が狂う」

↓原作にはない場面。

葉子なんて死ねでしまえばいいと、あの子言っていましたよ。
しかし、あんなに夢中になって。
やっぱり、なにもかも忘れてしまいましたよ。

葉子さんは自分から、きみの重い荷物を東京に運ぼうとしたのだと思う。僧に違いない。
しかしそれが、きみのいっそう重い荷物になてtっしまった。
雪国の最後の雪が降る。其の雪の中で、きみたちは二人きりでいきていく。それはあまりに重たくて、きみには徒労となるだろう

葉子、帯結んでよ。お酒飲んだから手が震えるんだよ。
電気をつける駒子。顔にひどい傷跡がついた葉子が鏡にうつる。
こんな顔になって、どこにもいけやしないんだわ。
あんた、まだわたしのこと許してくれないんだね。
でもね、あの人はもう来ないのよ。もう会うこともないのよ。どうしてだかわかる?
葉子「あたしがいるから」
 そうよだからあたしは死ぬまで芸者を津dけなくちゃならないんだわ。

 窓の外、電車が幾景色。それを見る駒子。
 だけど、それでもいいの。一生に一度好きな人に出会えたからよ。
 それでいいの。ああ葉子、わたしgは島村さんが好きな打。好きなんだ。
本当に好きなんだよ。
葉子「それを行雄さんにいって」
 行雄さんが好きだったんならそういえばいいじゃないか。
だって、行雄さんこまちゃんが好きだったわ。こまちゃんが好きだったわ。

葉子「コマちゃんが帰ってきても、わたしはここにいる。ここにいるわ!
荷物をもって家を出る駒子。雪ふる道を、駒子は歩いていく。終。

結論:葉子の性格がとてもわかりやすく書かれている。







■新しいほう1965

紙の上のキャストから始まり、それが終わるといきなり宿の場面。
春もまだ浅い頃、旅の終わりに、ふとこの温泉場によった。
 北陸の方をまわった帰りなんだ。

初めて来たという(古いほうと小説は二回目なのに)
芸者を呼ぶ(向こうも宿も宴会だし全部で12人しかいないから芸者は出ているけど、芸者じゃないけど踊りとか踊っている人が来てくれるかも(古いのと同じ展開)

ごめんください。
「こんばんは」コマちゃん登場
ビールでも貰おうかな。へい。
踊りの稽古してるんだな。でも稽古できないんです。お師匠さんが中期の暮れから病気になってしまいましてね。
19歳。
お客さんは東京の方ですね。東京の方はどっか違う。垢ぬけしてますわ。

16の時に東京にいった。お酌にいった。

また宴会に呼ばれて退場。

あんまり酔って帰ると悪いと思って、帰りました。

フランスの踊りの本を翻訳する仕事。
あなた翻訳家? ああ。
女房の存在がここで明かされる(古いほうは最後のほうだった)

あとで芸者世話してくれないかな?(古いほうにもある展開)
ここにはそんな人おりませんわよ。

うるさい芸者がでてくる。’々)
でも逃げ出さない。

酔った駒子が島村の部屋を訪れる。
ちょっと休ましてね。
明日の朝帰るんだ。良い芸者がいないから? まあそだね。

その深夜、島村の部屋に駒子が訪れる。さらに酔っている。
依ってやしないよ。酔ってるもんか。ああ苦しい。
水飲みたい。ウイスキー頭に来る。
あの人たち安瓶駆ってきたんだ。

帰るんなら、ぼくが送ってあげよう。あんたは寝てなさいったら。
わたしはここで、少し覚まして帰る。
ぐでん。

あんた、置きなさい。起きなさいってば(雨の音)
「どうしろっていうんだ」「やっぱり寝て為さい」
お友達でいようって、あんたが言ったんじゃないよう(展開が早い)
抱き合うシーンあり。
「わたしが悪いんじゃないよ。あんたが悪いんだよ」の台詞は行為中のもの。

シーンは変わり。

「じゃあそれから半年は行っていないのか」
東京のシーン。

しかし少し遠いな越後は。

「あの女はどうしているだろう」汽車の中。
トンネルの中。事後の駒子の姿が脳裏に浮かぶ(それが窓に映っているような演出)

国境の、長いトンネルを抜けると、雪国であった。(24:57
ユキの景色。

駅長さんに話しかける葉子(ここで初登場)
弟をよろしくお願いしますね。
椅子に座り、行雄を見つめる。

その思いつめた表情が、窓に写り、それを見ている島村。
駅で島村を迎える駒子。しかし駒子は葉子を迎えに来たので「あとで」と言って離れていく。





ラスト
古いほうは駒子と葉子のシーンであるのに対し、こちらは島村が駒子の台詞を胸に東京へ帰る場面が描かれて、終止符がうたれている。










1957年と1965年の差異

1.時系列の違い
1957年→小説と同じく、国境を抜けて雪国を訪れるシーンから始まる
1965年→一回目に雪国を訪れたときの宿所の場面から始まる(二回目に訪れトンネルを抜ける場面は、中間に描かれる)

2.ラスト
1957年→小説では描かれなかった、葉子と駒子のその後が描かれる。
1965年→島村の視点で、その後雪国を去る場面が追加されている。

3.島村
1957年→絵描き
1965年→翻訳家

4.葉子


6.その他

6-1. 
1957年→駅で待っていた駒子は、島村に声をかけない。
1965年→駅で待っていた駒子は、島村と顔を合わせた後、葉子を待っているからと別れる。

山の中で一緒に歩いている場面。(小説57
小さい名前。