おりじなる小説MAKER A面


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[17]

「ふわ~やっと出番来ました~」
 金髪僧侶、テミ いざ参上!
「遅すぎますぅ~」
「そう言わないの」
 ついでに、マゼンダ登場。
「ついでにって何よついでにって!」
 ここは裏路地。そう、裏路地である。
 そこに、一匹(一人)妖精が現れた。
「ふらふらら、ふりふりる」
 ティンク久々に登場!
「あっ、ティンクだ。なんでへろへろなの?」
「はぁ、会えたぁ~」
 ふぉとり(写真)、とティンクはマゼンダの手のひらに乗る。
「とりあえず三人集まったわけだ。よし、他も探すぞぉ」
 そのとき(どのときだよ、ってこのツッコみも久々~)、パトカーのサイレンが聞こえた。
「とりま、あれ追いかけてみっか」

「う、後ろから、な、なんかついて来てるぞ」
「なんだ? まぁ、ほっとけ」
 そのパトカーは、僕、というか井上雄二の通う中学校へ向かっていた。ちなみに、そのパトカーの乗者を紹介しておくと、ひとりはのっぽ、もうひとりは背の低いポッチャリ系であった……。

(井上雄二って本当に主人公だよな……脇役じゃねえんだよな…………[18]へ続くことは続く)

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