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そう、この世界に来たとき言われた。
何を言っているのかは分からなかったが、何故か俺はその言葉に従った。
これは命令だ。
日本へ行け。
和訳したらこんな感じだ。
今から、この世界にとっては5年前、俺たちの世界にとっては数日前の俺、ジルバの話を明かす。
人はいさ心も言わず故郷は。
ただ産休に人ぞ佇む。
蚕糸の御家御前に栄縷縷河氏罵。
単価の空に曾良の歌声。
引退の海人ぞ飲み込む。
敵の敵視の溺愛を。
爺の怠け人ぞ知るなり。
止めを刺せよと明日言わん。
昨日は昨日の風が吹く。
仲間に仲間の域を刳る。
終わりは終わり。
始まりもいずれは終わる。
詩ね士ね死ねと。
そう。
君は言う。
其れで終われば一件落着。
おお我が愛しき。
ありがたふ。
そうただ私は言いたい。
猫の仔は猫ではあるが。
犬でも人でも親とも違う。
ただ其れだけの琴。
打ち間違えにも意味がある。
書き間違えにも意味がある。
平和な世界危険な世界でも世界。
何が言いたい分からない。
私にも解らない。
煙の声で私が謳う。
君の愛しき私は割らす。
ただ君が好きだ。