「いてて……」
そんな頃(雄二のコンピュータの強さが証明され、関野がリンに出会い、ルファが動き始めたころ)、ティンクは裏路地(ビルとビルの間の道といっていいのかよく分からない道)のゴミ箱の中にいた。
「もう、くっさいなぁ。どこだよここ……」
ティンクはそのままもがいたが、自分より重たいゴミに押しつぶされうまく動けない。
「メテオ!」
……。ゴミ箱が爆発した。
? メテオってこんな技だっけ……?
ふらふらとゴミになったゴミ箱から妖精が出てくる。
そういや、ティンクって常に飛んでいるよな……。ということで、今回もふらふらと飛んで出てきた。
「もう、ここどこだよ。新ステージ?」
そう言い、ひらほらと路地を出て行った。
「つーか、出番これだけ?」
([8]へは続く)